安比奈のなないろディップスイッチ

世界一悪い観客、安比奈誠伸のブログです。
アイドル声優たちよ、無駄飯、無駄酒、無駄口、無駄遊び、無駄ショッピングの後は、これを読め!
声優志望者たちよ、続けるか辞めるか、迷った時はこれを読め!
アニメ首脳陣よ、声優ファン・アニメファンからどうやって搾取するか、煮詰まった時はこれを読め!
炎上上等!!突撃上等!!
素人の傍目八目な爆言で、喝!!

警告!声優ファンやアニメファン(特にネギまファン、リリカルなのはファン、ゼロの使い魔ファン)は読むのをやめた方が無難です。


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その1:アニメと声優はだめですかの巻

年明けにブログ、始めました
年が明けた。
さて何をしようか。今年の目標は…。
そんなことが具体的に決まっている人間など、めったにいない。
失礼な言い方だが、おそらく、これを読んでいるあなたもそうだろう。
私もそうだ。
だから取りあえず、ブログでもやってみるか…始めた動機はそれだけだ。
ブログ…前から気になってはいたが、なぜかやってみようという気にはならなかった。
簡単にできて、しかも人によってはブログで金儲けをしていると聞く。そんなことができるのかと、最初は驚いた。
まあ、自分はそんな器じゃない。そんなことをしようとは思わない。雑記を書くか…それくらいしか考えていない。
そんな軽い気持ちで始めたブログですが、やはり読んでもらえればうれしいです。
ちなみに、ブログのタイトルを見てわかった人も多いと思いますが、元ネタは『ゆう坊の虹色ディップスイッチ』です。
アスキーのパソコン専門誌、ログインに連載されていた、『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親、ゆう坊こと堀井雄二氏のコラムのタイトルからいただいた。
当時小学生だった私は、兄の買ってきたログインを借りて読んでいたが、実はこのコーナーしか読んでいなかったのだ。
そこには色々なことが書かれていて、面白かった。ドラクエの製作裏話、『こんなゲームがつまらない』などのゲーム論、NTT伝言ダイヤル体験記、果てはエロゲー(当時はアダルトソフトといった)の体験記など。
ログインが隔週刊になるのにともない、コーナーは終了となった。
さて、前置きはこのくらいにして、本題に入ろう。


声優界は、すでにだめになっている
記念すべき第1回のテーマは、『声優』。
いきなりだが、はっきり言ってしまおう。今の声優界はだめだ。
このままじゃだめになる、じゃない。とっくの昔にだめになっている。
そして、ひたすら悪い方向へ向かっている。
宮崎駿氏が「(今のアニメ界は)とっくにだめになっている」と言い切っていたが、アニメ界も声優界もとっくにだめになっている。現に、宮崎氏は自身の作品に声優を使わない。ドラマや映画の俳優、女優が演じている。「声優を使うくらいなら、素人の方がましだ」と断言するくらいの声優嫌いなのだ。
「棒読みだ」「素人を使うな」「声優を出せ」と批判の声も多いが、「それなら、声優を出さなくても空前の大ヒットを飛ばしていて、かつ世界中で賞賛されているのはなぜだ?」「宮崎アニメに声優を出さないと困ることを証明しろ」と言ったらそれはできないのだ。
演技力がもうお話にならない、ただ声がかわいいだけの声優があまりに多すぎる。それが現実だ。それで宮崎氏は声優を見限ってしまった。
宮崎氏だけでなく、テレビは、そして世間は徹底して声優に冷たい。そして、アニメに冷たい。
大多数のアニメは、深夜に追いやられてしまった。夜中の2時という冗談のような時間帯で放送されるのが当たり前になってしまった。
人気アニメの劇場版でタレントがゲスト出演すると、テレビの特集で取り上げられるのはタレントばかりで、声優はたとえ主役でも見事に無視される。仮に出ても挨拶程度しかない。
以前、『アキバ系』オタクの特集番組があった。その中で、声優ファンが憧れのアイドル声優とデートするという企画があった。(ちなみに、番組のナレーションを担当していたのはその声優)
デートのラストで、その声優ファンが、自分の書いたシナリオで演技をしてもらっていた。それも、声優ファンにとって都合のいいシナリオで。
あの番組で、声優は余計バカにされることになったに違いない。オタクに媚びている、と。
声優をバカにしたと言えば、有名なのが、ある歌手のラジオ番組。
週刊少年マガジンで連載中のマンガ『魔法先生ネギま!』のアニメ版主題歌、『ハッピー☆マテリアル』がオリコンチャートにランクインした時、その歌手が「なくなってほしいですね」と発言したことで、ネット上で大騒動になった。
なぜ、アニソンというだけで、声優が歌っているというだけで、ここまで差別されるのか、声優ファンたちの不満は爆発した。そして、あの『ハッピー☆マテリアルを1位にする運動』が始まった。
1人で10数枚以上もCDを買った強者も少なくないらしい。新聞でも取り上げられたくらいに盛り上がった。
しかし、運動もむなしく1位になることはなかった。そこで、今度はNHKの紅白歌合戦に出そうという運動に変わった。リクエストができる『スキウタ』というシステムを利用して、ファンはハガキを何枚も書いた。
そして、結果は…スキウタの発表にタイトルだけ出てきて、それ以外何にもなし。
あげく、民放のワイドショーでやったスキウタの特集で、『こんな歌、知らんぞ!!』に選ばれるという、情けない結果となった。
ご苦労様。ほんとご苦労様だ。この二つの運動で、いったい何円がドブ捨てになったか、もはや計算不可能だ。
ドラマと映画でオタク男の恋愛を描いた『電車男』がブームになったが、それはそれ、これはこれで声優の地位は向上していない。
では、世間は声優をどんな風に評価しているか?
大概の人が『知らない』。半可通は『かわいい声でオタクに媚びて金を巻き上げる、アニメの女の子』。これが世間が声優に下した評価だ。無理もない。イベントでアニメのキャラクターのコスプレをして歌っているのを見たら、役者だと言っても認めてくれないのが当たり前だ。


声優さんに言いたいこと
ここまで読んで、憤りを感じた人も多いだろう。もしかしたら、現役の声優さんも読んでいるかもしれない。
「私だって、やりたくてあんなことやってるんじゃない」と、反論したくなるだろう。だが、こいつは声優を侮辱していると怒るのは待って下さい。
私はあなたたち声優を非難しているんじゃない。誤解しないで下さい。
それは、世間の評価が間違っているのかもしれません。声優という職業は、世間にはほとんど理解されていません。つまり、声優のことなんて知らない人がほとんどです。
そんな声優のことを一番良く知っている人がいます。それは、他ならぬ声優自身です。
あなたは、この仕事が好きですか?好きですよね。でなければ続けられません。
ではあなたは、今のあなたが好きですか?
オタクは嫌だと言っておきながら、結局はオタクの出したお金が収入になっているという現実を沈黙をもって肯定している、矛盾した自分が好きですか?
出演作の主人公を批判することで、実はオタクの批判をしている自分を好きになれますか?
あなたがまず演じるべき役はアニメのキャラクターではありません。自分自身という役です。
素人のくせに偉そうなことを書いてしまいましたが、声優の地位を向上させるためにはまずそこから始めるべきだと思います。
色々なことをやるのもいいですけど、自分の本分は芝居だってことを忘れないでほしいです。
…以上、メッセージはここまで。
第1回でずいぶん過激なことを書いてしまった。さて、これが吉と出るか。
早いうちに、第2回を書くようにしよう。
というわけで、今回はこれまで。
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  1. 2006/01/02(月) 04:39:07|
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コメント

なんつーか

お初にお目にかかります、ひとひらと言う雑文家です。よろしく。

この記事を読ませていただいたのですが、言ってることは一面的には正しいことなのでしょうけれども、つまるところ筆者様はオタクが嫌いなのでしょう?
そう捕らえさせていただかなければ、こうまでその一面しか見ていない文章は書けないと思いましたので……
もっと多面的にものを見て、色々な考察をあげていく。そうしなければ、多くの人の反発を買ってしまうと思います。
そして特に気になった一文をあげさせていただきますと、

>声優を侮辱していると怒るのは待って下さい。

それは難しい話でしょう。この直前まで声優を貶める発言を続けているのですから。
そしてなにより、この後には声優の長所とも言うべき文章を持ってくる構成が一般的だと思うのですが、そこに書いてあるのは筆者様の、これまた一面的な主張。
これのどこに声優の方々の誤解を解く記述があるのか、申し訳ないですが私には見受けられませんでした。

最終的な結論を述べたいのであれば、別に声優を話の主題に使う必要なんてありませんし、この主張からするならば、今の生活に嫌気がさしているフリーターなどを主題に据えた方が話しに説得力が出たのではないかと思います。

随分と長くなってしまいましたがこれにて。
  1. 2006/01/02(月) 22:12:17 |
  2. URL |
  3. ひとひら #MF8IyTP2
  4. [ 編集]

res...

>>ひとひらさん
初めまして。
あなたが初めてコメントを下さった方です。

さて、本題に入りますが、私はオタクを嫌ってはいません。私だって、突き詰めればオタクと言われても仕方ない人間です。
そして、断じて声優を貶めているわけではありません。今、声優が置かれている現実を書いたのです。確かに厳しいことを書きましたが、これが現実なんです。
声優の長所、それは声優さん自身が一番良く知っているはずです。私がいくら『これが声優さんの長所です』と書いて持ち上げたところで意味がないんです。
>あなたがまず演じるべき役はアニメのキャラクターではありません。自分自身という役です。
>素人のくせに偉そうなことを書いてしまいましたが、声優の地位を向上させるためにはまずそこから始めるべきだと思います。
こう書くのが精一杯なんです。
声優さん自身が考えて行動しない限り、声優界は決して良くはならないし、世間にも認めてもらえません。
オタク=お客様です。お客様はお金を出してくれる人です。直接、遠回しにかかわらず、お金を出してくれる人を悪く言うのはおかしい話です。
だからと言って何もお客様に媚びろと言っているわけではありません。自分を好きになること、自分という役をしっかり演じることで、それがお客様を満足させることにつながるのではないでしょうか。

そうは言っても、確かに私にも視野が狭いところがあったかもしれません。
現役の声優さんからの意見があれば、新しい見解もできるのではないかと思うのですが、それは望めないでしょうね。

納得していただけないのならば、ひとひらさんの所で、このブログに対する反対記事を書かれても結構です。たとえどんな意見でも、しっかり受け止める覚悟です。

それでは、失礼します。
  1. 2006/01/02(月) 23:38:11 |
  2. URL |
  3. 安比奈誠伸 #XAUl15Aw
  4. [ 編集]

安比奈様、返信ありがとうございます。

ここで安比奈様の意見全てに反論していっても、恐らくお互いに譲れない線をめぐっての不毛な論議になってしまうでしょうから、この場では自粛させていただきます。
しかし、それでも一つだけ言わせていただきます、ご了承ください。

>オタク=お客様です。お客様はお金を出してくれる人です。直接、遠回しにかかわらず、お金を出してくれる人を悪く言うのはおかしい話です。
それはそうでしょう、いたって当たり前な話です。
しかし安比奈様は一体何を持って、声優がオタクを
嫌っているとしているのかがわからないのです。
実際声優の方ともお話をしたことがありますが、オタク=お客様という意識がしっかりしているいい子が多かったです。勿論全てがとは言いませんが……

そして私はブログではなく実社会の方で色々書かせていただいてますので、申し訳ないですが反論記事を書くというわけにもいきません。
この為だけにブログを立ち上げると言うのも変な話ですしね。
それでは、これ以降の反論は自粛させていただきますが故に。また縁がありましたら……
  1. 2006/01/03(火) 23:27:00 |
  2. URL |
  3. ひとひら #MF8IyTP2
  4. [ 編集]

res...

まず、最初に言っておきますが、自分が間違ったことを書いたとは今でも思っていません。
そして、これからもこの考えは変えないでしょう。

>一体何を持って、声優がオタクを嫌っているとしているのかがわからないのです。
ラジオ、雑誌、イベントでの主人公の批判から、オタクは嫌いだという本音がチラチラとうかがえます。
もちろん全てではないとしても、今のアニメは子供の願望を満たすものから、オタクの願望を満たすものになってしまっています。
つまり、主人公=オタクの化身というわけであり、オタクを直接批判できないから、主人公の批判をすることで、実はオタクの批判をしているんです。そうやって溜飲を下げているんです。
声優さんとお話をされたということは、業界の方なのでしょうか?あるいは業界に関わりのある方なのでしょうか?
実社会で書いているということは、その可能性が強いですね。
確かに、オタクを嫌っていない声優さんもいるでしょう。声優さんをかばいたくなるのもわかります。
私だって、そういう声優さんがちゃんといるのはわかっています。
でもそれだけじゃかばいきれないんです。
私は何も、声優さんは神様にならなくてはいけないなどとは言っていません。
声優さんも人間、好き嫌いはあるでしょう。
でも、今の声優界の現状を見て下さい。特に若手、新人声優で、宮崎アニメに出しても恥ずかしくない、「この子にはできる」と胸を張って宮崎監督に言える声優さんがどれだけいると思いますか?
お客様の選り好みができる身分かどうか、わかりきったことではないのですか?

納得など、できるはずがありませんね。ならば、知り合いの声優さんにこのブログのことを話されても結構です。「こんなふざけ果てたことを書いたブログがある、言い返してやれ」と。

あと、反論記事を書くわけにはいかないのなら、なぜ反論するコメントを書いたんですか?
反論記事を書くと人目に触れてまずいのなら、反論コメントを書いたその時点でまずいではありませんか。
どうしても意見が言いたいなら、誰にも知られずに済むメールで意見を送るという配慮が、なぜできないんですか。
これからはお気をつけになった方がいいですね。

それでは、失礼します。
  1. 2006/01/04(水) 00:50:49 |
  2. URL |
  3. 安比奈誠伸 #XAUl15Aw
  4. [ 編集]

安比奈誠伸様、始めまして。きつねと申します。
現役声優とまではいきませんが、声優見習いと男です。
来月には事務所のオーデション等あるのでそこで声優となるかもしれませんが。
身の上話はさておき、仕事もまだ、経験も不十分の僕のですが、現役の先生やお知り合いと幾度かお話をさせていただいたりと多少は知っているつもりです。意見だけでも参考にしていただければと思います。
話がズレたり、少々見当違いの意見もあるかもしれませんが、何を言わんとしているかを感じてもらえれば幸いです。

さて、率直に申し上げますが。
大部分では安比奈誠伸さんに同意せざるを得ません。
ただ可愛い声というだけで、演技力を感じないというのは否定しようもできません。
年のいっている方で「アイドルがどれも同じ顔に見える」という人をたまに見かけますが、それと同じです。
どれも同じ声なのです。
しかし知っておいて頂きたいのは、声優はダメになっているわけではないということです。
演技力に磨きをかけている役者といえるの方も大勢いらっしゃいます。
そこで待ってもらいたいのはそういう役者の人達には先達の方々という壁があるということです。
どうしても演技力では敵うはずがないのです。
僕の仮定ですが、おそらく大体は20後半から30前半に実り始めるのではないかと思っています。
声優の若手、新人はこの年齢も入っています。
本来の新人・若手というイメージの年齢より一回り遅いのです。
それともう一つ、声優として有名なのはアニメですが、洋画・ナレーションの方面の方もいらっしゃいます。僕もその一人です。
そしてその人達は業界の中では売れても。世間ではあまり知られないのです。

そして、問題のアニメです。
安比奈誠伸さんは深夜アニメの話をされましたが、深夜アニメの大多数はいわゆる「美少女アニメ」といったものです。
つまり、子供などが対象でなくオタクを最初から対象としているわけです。
さらに言うと、今はアニメの本数は年々増えて、地上波からデジタル放送まで幅広く放送されています。
しかし大体が「美少女モノ」なのです。
そしてそこに使われるのが、先ほどから仰っている「可愛いだけの声優」なのです。勿論違う方もいますが。
そしてその「美少女モノ」が世のアキバブームによってさらに拍車をかけて我が物顔で展開しているのが現状です。
僕は日本のアニメの半分は死んでいると思っています。
生きているのは深夜アニメに似合わない稀にある作品と本来の子供を対象とした作品だけでしょう。
まず、オタクを対象とした作品作りを変えなければと思っています。それは演じる側も作る側も。

それともう一つ。
今声優には「アイドル声優」というものがあります。
いまや声優は写真集・CD・雑誌等等、表舞台にだんだんと進出してきています。
役者の声優ではなく、アイドルの声優がニーズになってきているのです。
アイドル声優が主の事務所もできています。
そしてそれにかぶりつくのがオタクで、オタクがそれを煽り、それをマスコミや世間に「これが声優だ!!」と言わんばかりに見せるのです。
過剰な言い方ですが恐らく間違いではないでしょう。

それと、僕たち声優の根本的な問題です。
それは声優自身がオタクなのです。
勿論僕もオタクです、否定はしません。ですが僕は役者でもあります、これは絶対の自信をもって言えます。
しかし中にはただ声優に憧れて、アニメが好きだからという枠から抜け出さずにいる人もいます。
基本的にそういう人は生き残れません。
しかし最近、声優を目指す人が増えています。爆発的に。
そしてその大多数が夢から抜け出せない人達なのです。
勿論きっかけは何でも構いません。でも役者=声優と理解できないのが多いのです。
そして数が多い分だけ生き残る人が増え、生き残りがアイドル声優として世にはびこるのです。
しかし安心してください、これからもアイドル声優は沢山でてくるでしょう。しかし彼女ら(彼ら)は短命です。パッと出ては消えていきます。
そして残るのは真に役者である声優だけなのです。
だから安比奈さんに限らず他の人にもメディアに振り回されないで欲しいのです。
メディアが噛み付くのはオイシイものだけですが、オイシイものは賞味期限が短いのです。
そしてソレばかりが声優ではなく、ソレは声優のごく一部に過ぎないということ、ちゃんと裏には役者がひっそりとけれど着実に味を磨いていることを頭においといて欲しいのです。

最後に、
これは僕の個人的な意見にすぎず、声優側の立場でも違った見方があると思います。
それと、定かではありませんが宮崎監督は「声優の鍛えられた声」を嫌うと聞いたことがあります。
鍛えられていない自然な声を好んで使っているらしいのです。
声優は声に特化している分そこが不利になっているのでは?と思います。
  1. 2006/01/12(木) 01:17:37 |
  2. URL |
  3. きつね #-
  4. [ 編集]

res...

きつねさん、はじめまして。
声優さんからコメントをいただけるとは思ってもいませんでした。
正確には、声優さんの卵というべきでしょうか?
現場を知っておられる分、大いに参考になります。
同じ業界の人でも、声がかわいいだけの声優さんが多いということは感じておられるのですね。
では、こちらから返答をさせて頂きます。
業界の人からすれば、腹立たしくなる文章ですので、心を空っぽにして、すべてを受け止める覚悟をしてから、次をお読みください。

確かに演技力が優れた声優さんも大勢います。でも、声優界がだめになっているという事実は変えようがありません。
いくら優れている人がいるとはいっても、それではカバーしきれないくらい若手、新人に、演技力がもう話にならない人が多すぎるのです。
先達の方々には演技力では確かに勝てないでしょう。でも勝てないなりに技量を上げていくことはできないのでしょうか?
敵う、敵わないの問題でなしに、自分の技術を磨くことはできないのでしょうか?

次にアニメですが、こちらももう本文に書いた通り、とっくにだめになっています。
そして、ますますだめになるばかりです。
おっしゃる通り、深夜に追いやられたアニメは大部分が『美少女アニメ』『萌えアニメ』です。
弱くてさえない主人公=オタクの化身がとにかくもてる。あるいは、散々振り回される、いじめられる。美少女の引き立て役にすぎない主人公。ひどい時は、申し訳程度にいるだけで本当はどうでもいい存在の主人公。(しかし最終回近くになるとなぜか大活躍)
美少女は、幼なじみ、お嬢様、強気系(ツンデレというらしい)、癒し系など、よりどりみどり。これを演じるのが、人気女性声優たち。
場が白けると、お色気シーンを出してオタクのご機嫌取り。
視聴率など取れるはずもないが、ビデオやDVDを出せば美少女、そして声優目当てのオタク相手に売れるから関係ない。さらに、声優に歌わせるキャラクターソング、略称キャラソンを出せば、曲の良し悪しなんかどうでも売れてボロ儲け。時には売り上げチャートの上位にも出てくるが、音楽番組ではほぼ完全無視。そして、2、3週でランク外に消える。
キー局ではまず6時、7時台には放送されず、深夜に追いやられる。そこでも相手にされないと、UHF局(関東では千葉テレビ、TVK、東京MXテレビなど)へ持ち込まれ、そこでもだめだとCS局へ持ち込まれる。
こんな風に、オタクを対象にしたアニメが大部分なのが、今のアニメ界の現状です。
それを改めなければ、という意見は賛成です。
だからといって、始めから強くて完成された男が主人公の美少女アニメなんてありえません。そんな作品を作ったところで、「俺の○○ちゃんをいじめるな」だの、「主人公氏ね」だの罵倒されるのは目に見えています。いくら主人公が正しいことを言ったところで。

声優もアニメもすっかりだめになってしまいました。声優とアニメ、どっちがどっちをだめにしたのか、ニワトリと卵の論議はさておき、もっと事態は深刻になってきています。
アイドル声優は使い捨てです。デビューも早いなら(養成所にいる時にデビューすることもある)、消えていくのも早いものです。中には、なまじ人気が出てしまい、もうすぐ三十路だ、あるいはすでに三十路過ぎというのにまだ消えずに残っている人もいますが、年を重ねて上手くなった人もいれば、相変わらず下手な人もいます。
アイドルとしての商品価値が落ちたら、はい、さようなら。これでは成長など望むべくもありません。
しかし、いくら賞味期限が切れて消えても、また次のアイドル声優が出てきます。それが消えてもまた次が出てきます。代わりなど、いくらでもいます。実力がなくても、いわゆる『そこそこ顔が良くて、キャラ的に面白い奴』ならばいいんです。そんな連中がイベントをやっているのだから、声優界全体のイメージが世間(非オタクな人々)に誤って伝わり、挙句バカにされるのです。役者だといくら言っても、世間は認めてくれないのです。
世間が認めてくれない狭い世界、その中で生きねばならず、しかも消えてもいくらでも代えがいるのだから、ますます声優は育ちません。
その上、アイドル声優に仕事を取られて、真の実力がある人がどんどん出にくくなってしまっています。中堅クラス、ベテランクラスの人が、声優をやめてしまったり、端役しかできなかったりの状態です。

宮崎監督の話ですが、女性の声優を「娼婦の声だ」とまで言い切っているのです。しかし、「私は娼婦じゃない!」と反論できる人がいるでしょうか?反論したところで、「お前のようなペーペーが世界の宮崎駿相手に何を言える!」「だったら、もっと演技力を磨いてこい!」と絞られて、恥をかくだけです。

ここまで読んで、「そんなことはない」と思われたでしょうか?
ならば、また稿を改めて書く必要がありそうです。
きつねさんのコメントは大いに参考になりましたので、一部引用させていただいてもよろしいでしょうか?

長々と申し訳ありません。
がんばって声優になって下さい。そして実力のある人が無視されない声優界を作っていって下さい。
それでは、失礼します。
  1. 2006/01/14(土) 20:48:43 |
  2. URL |
  3. 安比奈誠伸 #-
  4. [ 編集]

返信ありがとうございます。
腹立たしいく感じる人もいるかもしれませんが、僕は感じませんよ。
むしろ業界の外からこうも核心に近いのをついていると感心しています。

同じ立場の自分が彼女達をどうこう言うのはいささか抵抗があるのですが、
同じ立場だからこそどうしても見逃せないというのもありますのでキッパリ言うと、
反論はとくにありません、逆に後輩や知り合いにも見せたいと思うくらいです。

訂正を入れさせてもらうと(あくまで僕個人の考えでうが)。

>アイドル声優に仕事を取られて、真の実力がある人がどんどん出にくくなってしまっています。
>アニメの本数が増えて連動してラジオ・CD等と展開も広がってわいますが、
基本的に増えているのは「美少女系」のみで「普通のアニメ」というのは特に変化ありません。
つまり増えるのはアイドル向きばかりで実力者が出て行く枠は変わっていないと思います。
特に男性声優はアニメは女性の幅が広がるばかりで変化は無いに等しいです。

>カバーしきれないくらい若手、新人に、演技力がもう話にならない人が多すぎるのです。
>上記に同じくここ数年声優を目指す人は増えています。
しかし=才能ある者が増えるというわけではないと思います。
声優になる前に諦める数も増えれば、芽が出ないまま終わるのも増え、
そして芽が出ても「アイドル」になるのが増える。
結局、プロの世界に乗り込む人の数と目指す人の数は比例していないでしょう。
多くなるのは「お話にならない」のばかりなのです。

>先達の方々には演技力では確かに勝てないでしょう。でも勝てないなりに技量を上げていくことはできないのでしょうか?
>これは、「勝てなくても、勝つつもりで自分を鍛えていく」という意味だと思うので趣旨からズレてしまいますが、専門的な話に入るかもしれませんが知って頂きたいので一応。
これは教わったことであり、僕もそうだと確信していることですが、
若手の僕たちはどう足掻こうがベテランには到底及びません。
そして若手の唯一の武器が「若さ」からくるパワーなのです。
ある種の「可能性」と言ってもいいでしょう。
そこに惹かれた監督や事務所の社長達が仕事を与えて育てて、
後にはベテランとなった元・若手が育つのだと思います。

最後に僕の感想ですが、
声優=俳優=役者と自覚しているのがあまりに少ないのだと思います。
声優に大切なのは演技力であり、芝居が上手いかどうかが最優先だと思っています。
当然ベテランの声優の方々は舞台にあがり芝居をうつ人が大勢います。
しかし、若手には声優はマイク前でやればいいと思う人もいますし、
芝居が下手なのもそれこそ多いです。
以前、週刊少年マガジンで連載中でアニメ化もした「スクールランブル」という作品が舞台化したので観たことがあります。
大半のキャストは変更がありましたが、一部アニメと同じキャストの人もいました。
そして、観た感想はヒドイものでした。
途中で退場するか寝ようかと悩んだほどです。
どうせならダメなとこを徹底解析して反面教師にしましたが。
声優は役者であり、それがカメラの前か舞台の上かマイクの前かの違いだけで、
後は俳優となんの違いもないのです。
悲しいのはこれを重視しない人の多さと、わからせなかった教え手の存在です。
幸いなことに僕は良き教え手に恵まれたので気づくことができました。
もう一つ悲しいのは芝居が上手い人は声優より舞台役者に夢を移す人もいます。
そして、日本はアメリカやイギリスに比べると役者の育成に不向きな国なのです。
若い頃から芝居をもと親身に感じれる環境ならもっと状態は変わると思うのですが。
イギリスにはシェイクスピアを筆頭に優れた戯曲が徒党を組み、
アメリカにはブロードウェイとハリウッドが二段構えで腰を据わらせています。
羨ましい限りです。

とまぁ、この言葉はここではなく、もっと伝えるべき人がいるはずなのですが。
またしてもダラダラと長い駄文を書いてしまいました。
以前のものが参考になり引用までと言われて大変嬉しく思います。
こんなものでよければいくらでもお使いください。

それでは失礼します。
  1. 2006/01/15(日) 01:11:36 |
  2. URL |
  3. きつね #-
  4. [ 編集]

>きつねさん
さらに詳しいご意見、ありがとうございました。
最新版の文章で、コメントを引用させて頂きました。
「スクールランブル」の舞台、そんなにひどかったのですか。
声優は役者なのに、それをわかっていない人が多すぎるのですね。
最新版では、前よりもっと厳しいことを書きました。
今回は、声優についての話で、次回はアニメについてです。
今度こそ、あちこちから激しい反発がくるかもしれませんが、
それは覚悟の上です。

それでは、失礼します。
  1. 2006/01/15(日) 23:30:20 |
  2. URL |
  3. 安比奈誠伸 #-
  4. [ 編集]

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  1. 2010/02/04(木) 22:44:13 |
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