安比奈のなないろディップスイッチ

世界一悪い観客、安比奈誠伸のブログです。
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その170:10週さん、10回さんいらっしゃい! の巻

故郷のために、どれだけのことをやったんだ
紅白歌合戦に出た大スター声優様が、出身地の愛媛県新居浜市の観光大使になった。
こんなわけのわからないアニメのねーちゃんを使わなければならない、地方自治体は総じて財政が苦しいから仕方ないとはいえ、新居浜の人がかわいそうだ。
大体こいつが故郷、新居浜のためにどれだけのことをやったんだ。
老人ホームに寄付をしたことがあるか。
過疎に悩む地区で歌ったことがあるか。
新居浜にある無人駅の中萩駅、多喜浜駅の前で歌えと言われたら歌えるか。
魔法少女リリカルなのはを家族揃ってご覧下さいと言えるのか。
悔しかったら、新居浜に10億円の経済効果をもたらしてみろ。
それなら認めてやる。



10週さん、10回さんとは?
本題に入ろう。
今回は、マンガ雑誌の話。
マンガ雑誌は厳しい弱肉強食の競争社会である。
1本新連載が始まったら、今連載中のマンガが1本終了になる。
ある日突然、電話で「XX号で終わりだから」と容赦なく終了を知らされる。
そうなったら大変だ。話を完結に向けて進めなくてはならない。
壮大なストーリーを考えていたにも関わらず、人気が上がらず、すぐに打ち切りになってしまったら悲惨だ。
ストーリーを無理矢理終わらせなければならない。
しかし、そうそううまく幕を引けるはずもなく、謎を残したままの尻切れトンボが多い。
「俺たちの戦いはこれからだ!」
「俺たちの旅はまだ始まったばかりだ!」
このお決まりの台詞で終わらせるしかないのである。
最終ページには、「ご愛読ありがとうございました。XX先生の次回作にご期待下さい」と、これまた決まり文句が書かれて終幕となる。
そして、次回作がないまま消えていく新人が大部分なのだ。
新人だけではない。
人気作家でも油断はできない。
一つヒット作が出た。そのヒット作は無事に完結することができた。
そして、張り切って次回作開始、となったが、それが嘘のように大コケ、すぐに連載打ち切りになってしまった、という例は数多い。
すぐに連載が終わってしまった作品、あるいは作家のことを『10週さん』と呼ぶらしい。
これは、週刊誌の場合、打ち切りになる作品は大体10週前後で終了、となることに由来する。
10週というのは単行本にすれば大体1巻くらい。大体は15週、単行本2巻分で終了となる。
連載分だけではページが足りなくて発行できないので、デビュー作となった入賞作品、あるいは単発で描かれた読み切り作品を収録して、ページを穴埋めする。連載作品のパイロット版(読み切りで描かれた試作版)ならまだいいが、連載に全く関係ない作品が穴埋めで載っていると、妙な違和感を感じてしまう。
人気作家でも10週さんになることは決して少なくない。雑誌の上ではベテランも新人もなく、先輩も後輩もない。その時の作品が全ての、本当に厳しい世界だ。
月刊誌、あるいは隔週誌の場合は、『10回さん』となるのだろうか。
私が覚えている、10週さん、10回さんを挙げてみたいと思う。
『ターヘルアナ富子』……週刊少年ジャンプ
作者は徳弘正也。
女子高生で家の病院を手伝って医者をやっている(もちろん無免許)ヒロインに「オペしましょ」という決めゼリフを言わせて流行らせようとするが、あっけなく打ち切り。作者は相当残念だったようだ。
第1話で、「オペしましょ……流行ると思ってんの?」と、自虐ネタが載っていた。
『飛ぶ教室』……週刊少年ジャンプ
作者はひらまつつとむ。
エーリッヒ・ケストナーの同名小説とは関係がない。
核戦争が起こり、東京に水爆が落ちるという、ジャンプでは異色の作品。
あまりにも救いがなさ過ぎるストーリーがジャンプに合わなかったのか、こちらも打ち切りとなってしまった。
最終回では、唯一の大人だった、担任の女教師が死ぬ。先生の墓前で、子供たちは生きていくことを誓うところで終幕。
本当に救いがない。柔らかい絵柄で描かれた人物が、より一層救いのないストーリーを引き立てている。
人気は別としても、作者はどうしても描きたかったのだろう。
ちょうど米ソ冷戦のさなかに描かれた作品だった。
『GET!』……月刊少年ガンガン
作者は東まゆみ。
主人公たちが、やる気のないサッカー部を盛り立てていく話。
フランスでFIFAワールドカップが開催された1998年に連載された、時事ネタとも言える作品。
しかし、ガンガンではスポーツものはほとんどコケている。
ジンクスを破ることはできず、半年ほどで打ち切りとなった。
初めから短期連載の予定だった、と擁護する向きもあるが、最終回で話がいきなり2002年FIFA日韓ワールドカップにすっ飛んでいるので、どう見ても打ち切りだ。
『High球!いんぷれっしょん』
作者は真三月司。
女子バレーボール部に入部した、ズブの素人のヒロイン。体育館の使用権を賭け、強豪の男子バレー部と奮戦。
連載初回で巻頭カラー、特集ページ、さらに一挙2話掲載など、新人としては破格の扱いの連載スタートと、ガンガンでスポーツもののヒット作を出そうとする涙ぐましい努力がうかがえる。
だが肝心の作品は、バレー以前に絵がとにかく下手、中途半端なお色気シーン、試合シーンはもうメチャクチャとひどいもので、10回も持たずに打ち切られたのは当然だった。あちこちのサイトで、「こんなひどい作品は見たことがない」と酷評されている。
ショックからか、作者はその後音信不通のままとなっている。廃業してしまったのか、それとも別の雑誌で描き続けているのかはわからない。


記憶からあっという間に消えていく
紹介した作品は、ジャンプとガンガンだけになってしまった。
マガジンやサンデーは読まないので、わからないのだ。
10週さん、10回さんは、「なぜあんなに面白いのにやめたんだ」と読者から抗議が殺到して、連載再開になるケースもなくはない。しかしそれはめったにない。
ほとんどの作品は、読者の記憶からあっという間に消えていく。
ひっそりと単行本が発売されるが、ろくに売れるわけもなく、古本屋の片隅に置かれたまま。
たまに物好きが買っていくが、すぐに本棚の肥やしになる。
作者にしてみれば、あんなマンガもあったっけ、と思い出にしてくれている人が一人でもいればいいんだろうけど。

今回の要点・雑誌の上ではベテランも新人も、先輩も後輩もない。作品だけが全てだ。





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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2010/02/22(月) 23:27:43|
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