安比奈のなないろディップスイッチ

世界一悪い観客、安比奈誠伸のブログです。
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炎上上等!!突撃上等!!
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警告!声優ファンやアニメファン(特にネギまファン、リリカルなのはファン、ゼロの使い魔ファン)は読むのをやめた方が無難です。


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その205:『プライドの城』城主の孤独の巻

台風一過……
これを書いている今、ようやく台風12号が日本海に抜けた。
台風一過となったが、日本本土を直撃した台風による被害は大きかった。
死者、行方不明者が現在わかっているだけで90人を超えている。


ショート・『プライドの城』城主の孤独
今回は、第203回に書いたものと同様、求人雑誌『フロム・エー』(既に休刊)の特集にあったエピソードを元にしたショート。
<『プライドの城』城主の孤独>
プライドを持つことは決して悪いことではない。
しかし、そのプライドも間違えた持ち方、過ぎた持ち方をすると、人を遠ざけてしまうことになる。
間違えた持ち方、それはあまりにも高いプライドの壁を作ってしまうこと。
それを守ろうとしたために、悲劇になることもある。
そんな悲劇を味わった人がいる。
彼の名前は、仮に浜谷くんとしよう。
浜谷くんは高校を卒業後、美大を受験したが不合格だった。
浪人はせず、無試験のデザイン専門学校に進学した。
入学式の日、彼は「無試験で入れる学校など、バカばかりだ」と痛感した、と大学に入った友人に話した。
それはともかく、昼休みに一緒に食事をする友人ができた。
しかし、食事をしている間、浜谷くんはやたら携帯を取り出してメールや電話をする。
何を話しているのかを友人が聞くと、美大に合格した予備校時代の知り合いと会う約束をしたとのこと。
それも一人ではなく、何人も約束を取り付けている。
「食事中にしなくても、後ですればいいじゃん」
「いやー、食事もゆっくりしてられないくらい、付き合いが広くて忙しくてね」
4月末には、『あいつは嫌味な奴』という風評が定着していた。
付き合いの広さをやたらに見せつけられては、周囲の人間は面白いはずがない。
それでいて、同級生との交遊はそんなに広いとは思えない。
授業の間の短い休み時間も、話しかけなければしゃべらずムスッとした表情をしているくせに、いつもガヤガヤ盛り上がっている輪の隅にいる。
長い空き時間に数人で喫茶店に行けば、呼びもしないのに自発的についてきて、みんながしゃべっている間に本を読んでいる。何を読んでいるのかと思って友人がのぞきこんでみると、英語で書かれた本だ。洋書屋で買ったのだろうか。
でも彼は英語ができるようには見えない。読んでいるのではなく、見ているだけだ。
みんながバンドの話をしていれば突然参加し、自分がどれだけそのバンドに詳しいか、どれだけ早くからそのバンドに注目していたかを一生懸命語るが、嘘か本当かわからないゴシップの詳しい部分を聞くと、言葉を濁すばかり。浜谷くんは「俺はオタクじゃないけど、みんなが知らなすぎるから」と言うが……。
好きな話題には横から口を出し、質問には最低限のことしか答えず、そのくせ集団から外れたくないばかりにやたらくっつきたがる浜谷くんは、徐々に孤立の度合いを深めていった。
やがて、輪の隅にいる彼には、誰も話しかけなくなっていった。
夏休みを過ぎる頃には、彼から電話をかけても誰も相手にしなくなり、現在は友人ゼロだという。
しかし彼は、大して気に留めた様子もない。
自分のプライドを守ることの方が彼に取っては大事なことのようだ。
「お前らと一緒にするなよ」である。
褒められる、賞賛される以外の交際を自分の意志で排除したのだから、こうなったら孤独に耐えて本物になろうとする意志を持つしかないだろう。
認められるまで。
認められるその時が来るとも思えないが。


訃報・滝口順平さん逝去
8月29日、声優の滝口順平さんが逝去されました。
『ヤッターマン』のドクロベエ役、 NHKテレビ人形劇『ひょっこりひょうたん島』のライオン役、『ぶらり途中下車の旅』のナレーションでおなじみの人だった。
ご冥福をお祈りします。
おしおきだべぇ~!!

今回の要点・プライドは守っても、高慢になってはいけない。

ポイントサイト「ポイントインカム」


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  1. 2011/09/04(日) 21:37:31|
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