安比奈のなないろディップスイッチ

世界一悪い観客、安比奈誠伸のブログです。
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その5:Super Express Toki 325の巻

「長岡の奇跡」
殺伐とした文章が続いたので、一休みという意味で、今までとは関係ない話にしよう。
新潟県中越地震から、もう1年以上になる。
多数の死傷者が出た、痛ましい出来事だった。
だが、その中で奇跡も起きていた。
地震発生から4日もの間、土砂崩れで車の中に閉じ込められていた2歳の男の子が、救助された。
もうだめだと誰もがあきらめかけていた。
でも、男の子は生き抜いた。
残念なことに、一緒に乗っていた母親と姉は死亡が確認された。
それでも、この奇跡のエピソードは人々にとって大きな希望となった。
ある人はそれを「長岡の奇跡」と呼んだ。
だが、奇跡はそれだけではなかった。
大地震が起こったその時、同じ長岡市の片隅で、その奇跡は起きていた。


傷だらけの奇跡
2004年10月23日午後5時56分。
長岡駅の7キロ手前を、上越新幹線「とき」325号は時速210キロで走行していた。
突然、大きな揺れが「とき」を襲った。
阪神淡路大震災を上回る揺れだった。
いくら新幹線でも、これだけの揺れで平気でいられるわけがない。
10両中8両が脱線した。
史上初の、新幹線の脱線だった。
大惨事だ、と誰もが思っていた。
だが、「とき」は脱線の衝撃に耐えた。
脱線したまま、傷だらけになって1.6キロを走り続けた。
ものすごいコンクリート、線路との摩擦だった。
いつ車体がバラバラになってもおかしくないくらいだった。
それでも「とき」は耐えた。
脱線から57秒後、「とき」はついに完全に停止した。
転覆もせず、横転もせず、バラバラにもならずに。
そして、死者、負傷者は…ゼロだった。
それから数日後。
マスコミはこの事故を書き立てた。はやし立てた。
賛辞…ではなかった。
「安全神話が崩れた」「運が良かっただけ」「単なる偶然が重なっただけ」。
大バカ野郎!!
これだけ頻繁に新幹線が走っていながら、それまで大事故が一度として起きなかったのはどうしてだと思ってるんだ。
どれだけの人が、安全のために日夜必死になっているか、わかってるのか。
阪神淡路大震災で、山陽新幹線の高架橋が壊れた。それを教訓として、東北・上越新幹線の高架橋の橋桁を鉄板で補強する工事が始まった。
費用は莫大だが、そんなことは問題じゃない。お客様の命がかかっているのだから。
これをしていなかったら、どんなことになっていたか。
確かに幸運はあっただろう。
排雪溝があったこと。雪よけのカバーが横転を防いだこと。
だが、神がかりの幸運だけで乗客が守れるものか。
補強工事、世界一の技術、そして安全のための努力…これがなかったら、奇跡は起こらなかったはずだ。
起きないから奇跡って言うんですよ?かっこつけるな。決まった、今のセリフって思ってるところを悪いけどね。
がんばったって奇跡は起きないかもしれない。でも、何もしない者に奇跡なんて永遠に起こりっこないんだ。
そんなに新幹線が信じられないなら、もう二度と新幹線に乗るのなんかやめてしまえ。
出張で新幹線を使わなければならない時でも、「私は安全神話が崩れた乗り物には乗らない主義です」と言って拒否しな。
指示違反で首が飛んでも、私は知らないからね。


「とき」は不死鳥になった
なぜ、今になってここでこんな文章を書いたのか。
最初は前回に関連した文章を書いていたが、ちょっと息抜きをしていたとき、この奇跡をテーマにしたFLASHを見たからだ。
それがあまりにも感動的だったので、ここで抜粋させていただく。

痛かったよ。でもお客さんにはケガさせなかったよ…

ぼくはもうすぐ(中略)解体されるよ。

でも悲しまないで…

ぼくは消えるわけじゃない。

新型車両のデータになるんだよ。

ぼくはまた生まれ変わるんだから…

また一緒に旅しようね。

今度はちゃんと終点まで走るからね。

私は泣いた。何年か分の涙を流した。
勤めていた会社を、信じていた上司に裏切られてリストラされた時にも出なかった涙を。
最初に書いていた文章は後回しにして、すぐにこの文章を書き始めた。
メルヘンバカと笑わば笑え。
いくらでも笑われてやる。
笑うなら、あごがはずれるくらい笑え。
満足かい?じゃあ続けるぞ。
「とき325号」は、不死鳥になって飛んでいった。
君は立派だったよ。
世界の鉄道史に残るくらい立派だったよ。
君が起こした奇跡、忘れないからね。
たとえマスコミが伝えなくても、私は、JRの人たちは、そして新潟の人たちは知っているよ。
君は確かに、お客さんの笑顔を守ったんだってことを!
では、最後に…。

新潟へおいでよ。
みんなが待ってるよ。
あったかい温泉が待ってるよ。
おいしい料理が待ってるよ。
さあ、おいでよ!東京から2時間もかからないよ!

待っててね。今行くからね。
みんなの笑顔が見たいな。
一緒に笑いたいな。
温泉にゆっくりつかりたいな。
おいしいものが食べたいな。
2時間しかないから、超特急で作っておいてね。


新潟県中越地震で亡くなられた方、被災された方に捧げます。
※今回紹介したFLASHの文章は、飛砂走石さんのページに展示されているものより引用させていただきました。
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  1. 2006/01/29(日) 00:22:16|
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